相続は人生の大きな節目の一つであり、誰にとっても他人事ではありません。高齢化の進行や法改正の影響により、「いつ、どのように準備すればよいのか」と迷う人も増えています。そんな中、「相続知財鑑定士協会」では、「家族の想いを円満に未来へ紡ぐ」ことを目的に、専門知識を持ったプロフェッショナルを育成・支援してきました。この度、再始動を迎えるにあたり、私たちの役割や資格の概要、これまでの歩み、そして今後の活動予定を皆様にお届けいたします。ぜひ最後までご覧いただき、相続知財鑑定士の世界に触れてみてください。
相続知財鑑定士協会 再始動!
再始動の背景と目的
相続知財鑑定士協会です。私たちは、「日本相続知財センター」のグループ団体として、相続にまつわるトラブルのない手続きをサポートし、お客様に「あんしん」をお届けすべく活動しています。
「相続」というと、遺産分割や相続税といった法律や税務のイメージが強いかもしれません。しかし、実際には家族や親族との関係、また将来の暮らしまで含めた多様な観点が重要になります。当協会は、弁護士・税理士・司法書士・行政書士といった各分野の専門士業と連携しながら、お客様の「こころの整理」も含めて、総合的な相続対策をお手伝いしたいと考えています。
このたび、運営体制を再整理し、ブログや各種情報発信をリスタートすることとなりました。今後は当協会の取り組みや相続の最新情報などをお伝えし、読者の皆様が相続についてより身近に考えられるよう努めてまいります。ぜひ最後までお読みいただき、当協会の活動や「相続知財鑑定士」資格の魅力に触れてみてください。
これまでのあゆみ
協会設立の背景
相続知財鑑定士協会は、相続が起きた際に生じる様々な問題(遺産分割、相続税申告、認知症対策など)を円満に解決できる専門家の育成と、こうした専門家同士のネットワークを作ることを目的に設立されました。
主な活動実績と成果
大きな特徴は、下記のような取り組みを行ってきた点です。
- 相続知財鑑定士の養成事業
相続に関する基礎知識から実務ノウハウまで、総合的に学べる研修プログラムを提供しています。 - 相続知財鑑定士の資格認定・資格付与
一定の研修や試験を修了した方に、「相続知財鑑定士」の資格を認定・付与。 - 相続に関する専門士業との連携による相続対策コンサルティング
弁護士・税理士・司法書士・行政書士などと協力し、相続の入り口から高度な案件までワンストップで対応。 - 知識・知見を深めるコミュニティの運営
資格取得者や関係者が集まる勉強会やセミナーを開催し、継続的に情報共有・研鑽を行う場を提供する。
これらの活動を通じて、「相続知財鑑定士」という存在を社会に広め、相続でお悩みの方々のサポート体制を整えることに力を注いできました。近年は高齢化の進行もあって相続のニーズが増え、専門家が求められる場面も拡大中です。そこで改めて当協会の仕組みを見直し、情報発信を強化すべく再始動に至ったのが現在の状況です。
改めて相続知財鑑定士とは?
資格の概要と取得メリット
「相続知財鑑定士」という名称から、「知財」という言葉に少し難しい印象を抱かれるかもしれません。しかし、当協会の考える「知財」は、単に技術や特許だけを指すものではなく、ご家族が築いてきた大切な思い出や財産全般を円満に次世代へと引き継ぐための広い意味合いを含んでいます。
相続知財鑑定士の特徴
- 幅広い相続の知識が身につく
相続の準備、認知症対策、遺言書作成、相続税申告、不動産売却など、相続にまつわる全体像を学習できます。 - 多業種から注目される資格
弁護士・会計士・行政書士・不動産業など、様々な業界で「相続のプロフェッショナル」として新たなサービス開拓やブランディングに役立っています。 - 相続の“こころの整理”にも着目
単に法律や税制を扱うだけでなく、相続に伴う家族関係や感情面にも配慮したトータルサポートを担うことが可能です。
資格を取得するメリット
- 新しいビジネススキルの獲得: 相続分野に特化した知識や相談スキルを身につけることで、顧客の多様なニーズに応えられます。
- 業務の幅が広がる: 既存顧客に対して相続のアドバイスを行い、付加価値の高いサービスを提案できるため、事業機会を拡大できます。
- 専門家としてのブランディング: 「相続知財鑑定士」という資格を取得・名乗ることにより、相続案件の相談窓口として自社や自分自身をアピールしやすくなります。
相続知財鑑定士の活用方法
ここでは具体的に、相続知財鑑定士の資格をどのように役立てられるのか、その活用イメージをいくつかご紹介します。
初歩的な相続相談の窓口としての役割
相続は、どこに相談すればいいか分からないと感じる方が多い分野です。相続知財鑑定士は、「まずはここに相談すれば大丈夫」という安心の窓口」となることができます。遺言書作成が必要なのか、税理士への依頼はどの段階か、不動産の整理はどうすればいいのか -そんな疑問に答えつつ、必要に応じて弁護士や司法書士など専門家とも連携できます。
他専門士業との連携によるトータルサポート
相続知財鑑定士は、日本相続知財センターや数多くの専門士業とネットワークを形成していきます。
- もし法律的な紛争が発生すれば弁護士を
- 相続税の申告が必要なら税理士を
- 不動産売却や名義変更が発生すれば不動産会社や司法書士を
状況に合わせて紹介・連携できるため、お客様にとってワンストップで円滑な手続きが実現します。
「こころの整理」を重視したコンサルティング
相続における最大の課題は、実は「ご家族間の感情」や「想いの行き違い」であることが多いです。相続知財鑑定士としては、財産だけでなくご家族同士のコミュニケーションにも目を向け、争いのない、皆様が納得する相続をサポートします。
こうした姿勢が評価され、相続対策コンサルティングの依頼が増えている事例も多数あります。
既存ビジネスとの相乗効果
- 不動産業に携わる方: 相続による不動産売却や活用提案など、新たな収益機会を得られます。
- 保険業に携わる方: ライフプラン提案の一部として、相続に関する総合的なコンサルが行えます。
- 会計事務所: 会計や税務の枠を超え、相続対策全般を包括したサービスを展開できます。
いずれの業種でも、相続を切り口に顧客との関係をより深められるのが大きな魅力です。
今後の活動予定
最後に、当協会の今後の動きや展望をお伝えします。
定期セミナー・勉強会の開催
相続知財鑑定士の研修を受ける方はもちろん、既に資格を取得している方や一般の方にも向けたセミナーを定期的に開催し、最新情報や事例を共有する予定です。
資格取得コミュニティの運営・拡充
オンライン・オフラインの勉強会や交流会を通して、資格取得者同士が経験やノウハウを共有できる場を拡充していきます。
日本相続知財センターとの連携強化
より一層の専門家ネットワークを広げるために、日本相続知財センターとの連携を強化していきます。また、弁護士・税理士・司法書士・行政書士等とのコラボ企画を計画中です。高齢化社会における多様な相続問題へ対応できるよう、連携体制を強化していきます。
情報発信の強化
ブログやSNS、メールマガジン等を通じて、相続に関する重要なテーマや新しいサービス、事例紹介などを随時発信していきます。皆様からのご質問やご要望も、ぜひお気軽にお寄せください。
おわりに
本日は、相続知財鑑定士協会の再始動をお知らせするとともに、これまでのあゆみや「相続知財鑑定士」資格の概要、その活用方法、そして今後の活動予定を簡単にご紹介しました。
私たちは、相続が「争族」ではなく、「円満な財産と想いの承継」となるよう、お客様に寄り添い、各専門家との連携を強化しながらトータルサポートを提供いたします。今後のブログでは、より具体的な事例やセミナーの案内、会員の声など、さらに踏み込んだ情報を発信してまいります。
少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひ次回の記事もチェックしてみてください。今後もどうぞよろしくお願いいたします!