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内縁の妻(夫)に、財産を残す3つの方法とは?

グローバルな恋愛観が徐々に浸透してきた日本において、
以前ほど、「結婚」といった形式にとらわれなくなった方も
少なくないのではないでしょうか。

婚姻関係にはならないまま、
内縁関係が続いている方々の話をよく耳にするようになりました。

今回は、『内縁の妻(夫)に財産を残す3つの方法とは』を中心に、
法定相続人や生前贈与、遺言、生命保険について詳しく解説していきたいと思います。

内縁の妻(夫)は、法定相続人になれるのか?

フランスでは、
男女が法的に家族として籍を入れないまま
共同生活を続けるといった事実婚が、
PACS(パックス)として受け入れられています。
日本における内縁関係といったものでしょうか。

1999年に成立したPACS法によって、
税の優遇や財産権などについて、
結婚とほぼ同等の法的権利を持てるようになったと聞いています。
日本の場合は、どうでしょうか。

日本における相続の場合ですが、
故人に配偶者がいた場合には、配偶者は必ず法定相続人となるのは
皆さんご存知かも知れません。

では、内縁の妻(夫)は、どうなるのでしょうか?
残念ながら、内縁の妻(夫)は、法定相続人となることが出来ません。

例え、結婚式を挙げていても、
周囲からは夫婦と認められていたとしても、
日本においては、婚姻届けが提出されていなければ、
法律上の配偶者にはなることは出来ないのです。
よって、法定相続人にはなれません。

内縁の妻(夫)に、財産を残す3つの方法とは

では、長年連れ添ってきた
内縁の妻(夫)に、財産を渡すには、
どのようにすれば良いのでしょうか。

具体的な方法としては、
生前贈与、遺言、生命保険、といった3つの方法が考えられます。

「生前贈与」とは、生きているうちに財産を譲る、といったものです。
生前贈与であれば、贈与の相手を自由に選択できるため、
自らの財産を確実に指名した相手に継承させることが可能です。

贈与には贈与税がかかってしまいますが、
「暦年贈与」を選択した場合には、1年あたり110万円まで贈与税は発生しません。
また、「相続時精算課税制度」を選択した場合には、
2,500万円まで贈与税が課税されなくなります。

次に、遺言によって財産の受け取りを内縁の妻(夫)に指定した場合ですが、
本来の相続人が受け取る最低限(遺留分)を主張した場合には、
財産を全額受け取ることは難しくなってしまいますので、注意が必要です。

最後に、生命保険によって、保険金の受け取りを内縁の妻(夫)にする場合です。
保険会社によって異なりますが、以下の条件が整えば、
内縁の妻(夫)を生命保険の受取人として指定することが出来るようです。

お互いに戸籍上の配偶者がおらず、
一定期間以上の同居期間があり、生計を共にしていると証明できる場合には、
内縁の妻(夫)であっても、受取人に指定できる可能性が高いと言われています。

今回は、『内縁の妻(夫)に財産を残す3つの方法とは』を中心に、
法定相続人や生前贈与、遺言、生命保険といったキーワードを交えながら
解説してきました。

最後までお読みいただき、有難うございました!

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